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History of Akibahara 秋葉原にミマツ音響誕生 山本長蔵に率いられ意気高らかに秋葉原に乗り込んできた復員兵達。 その中に大学の先輩の山本を頼って参加した中央大学の学生、 佐瀬順吉の姿を見ることができました。 佐瀬が興した店、それが現在のミマツ音響の前身でした。 昭和26年2月26日のことです。 最後の開店だったラジオセンターは地の利を得て最も繁盛しました。 さらに折から民間放送局の開局に伴い5球スーパーラジオの組み立て ブームが始まったのです。ラジオセンターには全国各地より若者達が 集まってきました。 又、戦後の廃墟より立ち上がったメーカーの技術者も部品の購入に 動き回っていました。 このときラジオセンターを訪れていた人々の中から、後年の大企業の 高級技術者が輩出されました。 このころになると、オーディオがはじまり、スピーカーユニット専門店が 出現しはじめました。 先陣をきったのは勿論 ミマツ音響でした。 written by Y.Y |