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Department Store of Radio Center ラジオセンター 専門店化 再開されたラジオセンターは前にもまして 営業品目別に店が独自性を持つほどになってきました。 作業工具店、抵抗コンデンサー店、真空管専門店、 変圧器専門店、スイッチ等小物専門店、スピーカ専門店等々。 このときの形態はそのまま各店の基本となったのです。 しかし、店によっては大きく変化した店もありました。 作業工具専門店が電動工具からネジ、コネクターにいたるまで 取り扱う店に大きく変化していったのです。 もっとも変化したのはスピーカー専門店でした。 スピーカーの売上が年々下がったため、他の物を置かざるを得ず プレーヤーのアーム、フォノモーター、カートリッジ、アンプ等を扱い 始めたのです。 東京オリンピックのときにはTVセットの販売全盛でした。 また、同時にHiFiセットの大ブームがやってきました。 ラジオセンターでもウィリアムソンアンプやTVの組み立てキット を買いに来る人々で賑わっていたのです。 written by Y.Y. |