act 9
Age of Akihabara 秋葉原時代 製品のミニ化によって、ラジオセンターの店舗、商品構成は 大きく変化し、完成品の販売店が著しく増加していきます。 その大半を部品店が占めていたラジオセンターにとって、 これは一大変革期となりました。 これら完成品の販売店は限られたスペースのラジオセンター から外部へと出店することにより売り場の拡大を計り、 メーカーの大量生産体制に対応することとなります。 昭和50年代に入ると出店先を秋葉原のみならず、 名古屋、福岡へと求める店もでてきました。 秋葉原全体を見渡すと、冷蔵庫、洗濯機等に代表される 家電製品の占める割合が減少し、TV、ビデオ、オーディオ等 が伸びを示していました。 数はわずかではあったがレコード店も出てきた。(間もなく これらの店はレーザーディスク店へと変身したのだが。) 又、この頃盛んだったのがアマチュア無線です。 ハムショップ店会なぞもできてきました。 ハンディー機等は各国の官庁も良いお客様でした。 中には化け物のような高出力多チャンネルの違法CB無線機も 売られていました。 まさに秋葉原最盛期でした。
written by Y.Y.
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